
暑い季節、食卓に涼しさを添えてくれるレタス。みずみずしい食感を楽しめる一方、「サラダ以外の食べ方が思いつかない」「丸ごと1玉を買うと余らせてしまう」「傷む前に使い切れない」と悩む家庭も少なくありません。とくに子どもの夏休み中は食事を用意する機会が増え、献立のマンネリ化や調理の負担も気になるところです。
こうした夏ならではの課題に、思わず足を止めたくなるユニークな仕掛けと手軽なレシピで向き合う取り組みが始まります。味の素株式会社はJA全農長野と共同で、『「Cook Do®」オイスターソース 藤原竜也の「買ってくレタス」』を実施。俳優・藤原竜也さんの顔をプリントしたフィルムでレタスを包み、首都圏や関西圏の一部スーパーマーケットなどで1万個限定販売します。
“顔面協力”で売場から始めるフードロス対策

長野県は、夏から秋にかけて国内で生産されるレタスの約6割を占める一大産地です。この時期には多くのみずみずしいレタスが市場へ届きますが、近年の酷暑は鮮度や品質の維持にも影響を及ぼしています。
一方、家庭では購入後の使い切りが課題になっています。味の素が行った調査では、夏場にレタスを使い切れず、捨てた経験がある人は65.6%に達しました。生産地から多くのレタスが届く季節だからこそ、購入を後押しするだけでなく、家庭で早めにおいしく食べ切るところまで考える必要があります。
そこで考案されたのが「買ってくレタス」です。藤原竜也さんの顔が大きく印刷されたフィルムでレタスを包み、野菜売場での出会いそのものを楽しい体験に変えます。印象的な表情と「買ってくレタス」という言葉遊びが、普段は通り過ぎてしまう人にもレタスへ目を向けてもらうきっかけになりそうです。
1万個限定、購入後の「食べ切る」までを後押し

対象のレタスは、2026年7月21日の銀座NAGANOを皮切りに、7月25日から平和堂の一部店舗、7月27日と28日からコモディイイダの一部店舗で順次販売されます。販売数は合計1万個で、各店舗ともなくなり次第終了です。
フィルムは目を引くだけのパッケージではありません。裏面には「レタス瞬間消滅レシピ」のサイトへアクセスできるQRコードが掲載されています。売場で手に取ってもらい、自宅では新しい食べ方を試してもらうという、購入から消費までをつないだ仕掛けです。

JA全農長野の生産販売部長・小林博さんは、完成したフィルムのインパクトに驚いたとコメント。新しいレシピを通じて長野県産レタスの魅力を余すことなく味わい、家庭でのフードロス削減につながることへ期待を寄せています。
サラダの固定観念をほぐす7つのレシピ
今回公開された「レタス瞬間消滅レシピ」は全部で7種類です。「Cook Do®」オイスターソースは加熱せずに直接かけることもでき、そのコクを生かしながら、冷たい料理や短時間で作れる一品、見た目に驚きのあるメニューへとレタスの用途を広げています。

暑い日に試しやすいのが「オイオイ!冷やしレタス茶漬け」です。千切りレタスを山盛りにし、冷たいオイスターだしと梅干しを合わせます。火を使わず手軽に作れる点も、暑さで調理が億劫に感じられる時期にはうれしいところです。

「シャキうま!冷やしオイスターまぜそば」は、卵黄とオイスターソースに、レタスとチキンを組み合わせたボリュームのある一杯です。麺料理に取り入れることで、サラダとは異なる食べ応えを楽しめます。

忙しい日の一品には「レタスを食べるオイスター豚しゃぶ」が向いています。ちぎったレタスとゆでた豚肉を和え、オイスターソースのうま味にレモン汁の爽やかさを加えた時短メニューです。

くし形に切ったレタスをトースターで5分焼く「レタスのガーリックグリル」は、にんにくやチーズの香ばしさを楽しめるおつまみ風の一品。生で食べることの多いレタスに火を通すことで、いつもとは違った味わいに出会えます。

見た目のインパクトが際立つのは、くり抜いたレタスにひき肉を詰めて焼く「レタス餃子」です。餃子の皮で一つずつ包む手間を省きながら、肉汁とレタスを一緒に味わえます。

レタスをたっぷり挟んだ「パンパンレタスサンド」も、鮮やかな断面とシャキシャキした食感が印象的です。

さらに、さっとゆでたレタスへオイスターソースをかける「瞬間消滅レタス」も紹介されています。材料も工程もシンプルで、あと一品欲しいときや、残ったレタスを早めに使いたいときに取り入れやすいレシピです。
■「Cook Do®」オイスターソース×JA全農長野コラボ企画
夏のレタスを食べてー!!レタス瞬間消滅レシピ集
URL: https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/products/card/870480/
数字から見える夏休みの献立と調理の悩み
味の素は2026年7月2日から6日にかけて、7歳から18歳の子どもを持ち、週3回以上自炊する20代から50代の男女を対象にインターネット調査を行いました。


夏場のレタスの食べ方について、78.4%が「サラダ」と回答しています。消費するうえでの悩みは「痛みやすい」が58.3%、「使い方のバリエーションが少ない」が46.2%、「余らせてしまう」が41.7%でした。食べ方が生のサラダに偏っていることが、使い切りにくさの一因になっている様子がうかがえます。


また、84.8%が子どもの夏休み中は普段より食事の準備機会が増えると回答。87.5%がメニューのマンネリ化を感じ、91.3%が暑さによって調理を億劫に思うことがあると答えました。手間を抑えながら献立に変化を加えられるレシピは、フードロスだけでなく、毎日の食事作りを助ける選択肢にもなりそうです。
<調査概要>
名称:「夏場の調理とレタス消費に関する実態調査」
対象:7歳~18歳の子どもを持つ、週3回以上自炊をする20代~50代の男女
期間:2026年7月2日〜7月6日
方法:インターネット調査 Knowns 消費者リサーチ調べ
楽しい仕掛けが変える「買った後」のひと工夫
藤原竜也さんの表情を大胆に配した「買ってくレタス」は、フードロスという真面目な課題を、売場で楽しく知ってもらう工夫が印象的です。ただ購入を呼びかけるのではなく、パッケージ裏面のQRコードから7つのレシピへ案内し、食べ切るところまで支えようとしている点にも取り組みの特色があります。冷たい茶漬けやまぜそば、豚しゃぶ、グリル、餃子などに姿を変えれば、レタスはサラダだけの食材ではないと気づけます。食品を無駄にしないためには、買う量を考えることに加え、使い方の選択肢を持っておくことも大切です。店頭で目が合った一玉をきっかけに、いつもの食材を新しい方法で味わう。そんな小さな楽しさが、家庭の負担と廃棄を無理なく減らす一歩になるのかもしれません。

