1万7323作品に込めた環境への思い、イオン「MYボトルデザインコンテスト」授賞式を開催

毎日の暮らしの中で、無理なく続けられる環境への取り組み。その一つとして身近になっているのが、繰り返し使えるマイボトルです。ペットボトルなどの使い捨て容器を減らすだけでなく、お気に入りのデザインを選び、楽しみながら持ち歩けることも魅力でしょう。

一方で、海洋プラスチックごみや気候変動といった問題は規模が大きく、日常生活とのつながりを実感しにくいこともあります。そこで、デザインを通じて環境について考えるきっかけをつくっているのが、イオングループと環境省による「イオンサステナキャンパス MYボトルデザインコンテスト」です。第6回となる今回は全国から17,323作品が集まり、越谷レイクタウンkazeで授賞式が行われました。

全国から集まった1万7323通りの環境への思い

同コンテストでは、全国のイオンモールとイオンタウンを通じてマイボトルのデザインを募集しました。応募作品の中から、環境大臣賞、イオンモール賞、イオン環境財団賞、イオンタウン賞、審査員賞として、計20作品が選ばれています。

授賞式には、イオンモール、イオン環境財団、イオンタウン、環境省の関係者が登壇。受賞作品の発表に加え、受賞者自身がデザインに込めた意図や環境への思いを語りました。

一つひとつの作品に描かれていたのは、明るい未来への願いや、地球を守ろうとする気持ち、海洋プラスチック問題への関心などです。環境問題という大きなテーマが、色や形を通して親しみやすく表現されていました。

明るい未来と避けたい未来を描いた受賞作品

受賞作には、子どもならではの素直な感性が光る作品から、ボトルの形状まで意識して描かれた大人の作品まで、多彩なデザインが並びました。

イオンタウン賞では、楽しそうな子どもや動物の表情を描いた作品と、人の手で地球環境を守るというメッセージを込めた作品が選ばれました。イオン環境財団賞では、明るい未来と暗い未来を対比した作品や、ボトルを回すことで景色が広がるように見える作品が評価されています。

環境大臣賞の子どもの部には、地球を中心にさまざまな生き物や植物を明るい色で描いた、みのさんの作品が選出されました。大人の部では、海洋プラスチックによって起こる問題を表現したMr.otanim(オタニエム)さんの作品が受賞しています。

環境大臣賞 子どもの部

環境大臣賞 大人の部

蛙亭と楽しみながら学ぶサステナブルクイズ

当日は、お笑いコンビ・蛙亭の中野周平さんとイワクラさんもゲストとして参加しました。会場の観客とともに、「日本で1日に使われるペットボトルの数」や、「2050年には海のプラスチックごみの重さが何を超えるといわれているか」といったサステナブルクイズに挑戦しました。

イワクラさんは、環境問題は少し重く感じられるものの、みんなと一緒に学ぶことで楽しめたと振り返りました。中野さんも、会場で多くの人がマイボトルを持っている様子を見て、その浸透を実感したとコメントしています。

二人は今後取り組みたい行動として、移動手段を考えることやエコバッグの活用、ペットボトルのラベルとキャップをきちんと外すことなどを挙げました。いずれも、普段の暮らしの中ですぐに始められるものです。

お気に入りのデザインから始まる身近な環境行動

環境問題について学ぶ機会があっても、それを毎日の行動へ移し、長く続けることは簡単ではありません。だからこそ、自分で考えたデザインや、心を動かされた作品をマイボトルという身近な道具に落とし込む今回の取り組みには、知識と暮らしをつなぐ役割がありそうです。

17,323作品という応募数からは、子どもから大人まで、多くの人が環境の未来を自分なりに考えていることが伝わってきます。描かれた生き物の表情や色彩、明るい未来と避けたい未来の対比は、難しい言葉とは違う形で見る人に問いかけます。お気に入りのボトルを持つことや、分別を丁寧に行うことなど、小さな選択も環境との関わりの一つです。楽しさや愛着を入口に、自分にできる行動を改めて考える。今回の授賞式は、そんな穏やかな一歩を後押しする機会となりました。

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