
夏休みや帰省、旅行などで家を空ける時間が増える季節は、楽しい予定の一方で、自宅の防犯も気になるタイミングです。普段は見慣れた玄関や窓まわりも、長時間不在になると「このままで大丈夫だろうか」と不安に感じる人もいるのではないでしょうか。近年は、空き巣だけでなく、在宅・不在を問わず住宅に侵入する悪質な事件も注意喚起されています。こうした中、マスターロック・セントリー日本株式会社は、長期不在が増える夏休みに向けて、元千葉県警警部の森透匡さんとともに、空き巣や忍び込みなど自宅侵入への防犯対策を考える取り組みを行いました。そこで示されたのが、見守りカメラで異変を知らせ、金庫で時間を稼ぐ「アラート&ディレイ」という自宅防衛の考え方です。
夏休み前に見直したい、自宅の防犯対策
警察庁の「住まいる防犯110番」によると、住宅を対象とした侵入窃盗は平成16年以降おおむね減少傾向にありましたが、令和7年は1万7,152件で前年比7.2%増加しています。侵入窃盗全体も令和7年は4万7,233件で、前年比9.8%増加しました。
さらに、最近では在宅・不在にかかわらず、窓ガラスを破壊して押し入るような悪質な侵入窃盗・強盗事件も発生しているとして、警察庁が注意を呼びかけています。
こうした状況を考えると、防犯対策は「侵入されないようにする」だけでなく、「万が一侵入された場合にどう守るか」まで含めて考えることが大切です。家を空ける機会が増える夏休み前は、自宅の備えを見直すよいきっかけになりそうです。
まずは「入りにくい家」と思わせることが大切
元千葉県警警部の森透匡氏によると、多くの犯人は侵入する家を事前に下見し、「入りやすそうな家」を標的にするといいます。そのため、まず重要なのは、外から見たときに防犯意識が高い家だと思わせることです。
一軒家の場合は、家の周囲に侵入者が隠れられる場所を作らないことが基本になります。植木の手入れをする、砂利を敷いて足音が出るようにする、2階へ登れる足場をなくすといった対策が挙げられています。
また、屋外カメラの設置も効果的です。玄関から堂々と侵入するよりも、人目につきにくい窓ガラスなどが狙われるケースがあるため、侵入されやすそうな場所に複数のカメラを設置することがすすめられています。
屋外カメラだけでは死角を突かれることも
屋外カメラは、防犯意識の高さを示すうえで心強い存在です。ただし、それだけで侵入対策が完璧になるわけではありません。
近年の空き巣は、防犯カメラの設置場所を事前に確認し、死角となる侵入口を探すなど、手口が巧妙化しているとされています。つまり、外から見える対策で侵入を抑止しつつ、もし侵入されてしまった場合に備えた屋内の対策も必要になります。
防犯を考えるときは、玄関や窓まわりだけに目が向きがちです。しかし、実際には「侵入を防ぐ対策」と「侵入後に被害を広げない対策」を重ねることで、より安心につながります。
見守りカメラを屋内防犯に活用する
そこで注目したいのが、赤ちゃんやペットの見守りに使われる「見守りカメラ」を、屋内の防犯対策として活用する方法です。
見守りカメラには、人感センサーや物音を検知する機能を備えたものがあります。誰かが家の中に入ったことをスマートフォンに通知できる機能や、遠隔から映像を確認できる機能があれば、外出中に異変を察知しやすくなります。
侵入に気づくことができれば、警察への迅速な通報にもつなげられます。さらに、警告音を鳴らしたり、ライトを光らせたりする機能があれば、家主が侵入を察知したことを犯人に知らせることもできます。
赤ちゃんやペット用として使っていたカメラが不要になっている場合は、再活用できる可能性もあります。セール期であれば比較的手に取りやすい価格で購入できることもあり、屋内防犯を始める選択肢のひとつになりそうです。
金庫は侵入後の“時間稼ぎ”を担う最終防衛ライン
見守りカメラが異変を知らせる役割を担う一方で、金庫は侵入後に大切なものを守る「最終防衛ライン」として位置づけられます。
侵入に気づいて通報したとしても、警察が到着するまでには一定の時間がかかります。警察の到着までには全国平均で8分24秒を要するとされており、地方や郊外など、警察署や交番から離れた地域ではさらに時間がかかる傾向もあります。
そのため、侵入された後の時間稼ぎが重要になります。金庫は重量があり、簡単には持ち出しにくいものです。また、こじ開けようとしても一定の時間がかかるため、侵入者にとって大きな負担になります。
空き巣や忍び込みなどの犯人は、時間がかかることを嫌がるとされています。見守りカメラで侵入を察知し、金庫で大切な資産を守りながら時間を稼ぐ。この「アラート&ディレイ」の二段構えが、自宅防衛の大きなポイントになります。

<プロフィール>
元千葉県警 警部 森透匡氏
警察の元警部。刑事20年の経験があり、殺人、強盗、詐欺、横領などさまざまな事件解決に貢献。
現在はトクリュウの防犯対策など全国180か所以上で講演、テレビ出演、執筆などで活躍している。
『高齢者を身近な危険から守る本 (池田書店)』など著作や監修など多数。
こじ開けや持ち去りに備える金庫の防犯機能

マスターロック・セントリー日本の金庫には、不正開錠や破壊、こじ開け、持ち去りへの不安に備えるための機能が搭載されています。
たとえば、ビッグボルトシリーズに採用されている「ビッグボルト」は、分厚い扉に仕込まれた太いカンヌキです。扉自体の頑健性を高め、施錠時のセキュリティを強化します。
また、蝶番を扉の内側に設置したり、金属板で覆ったりすることで、こじ開けにくい構造を備えたモデルもあります。テンキーやダイヤルのロックシステムと鍵を組み合わせたダブルロックは、セキュリティ性と操作性の両方を考えた仕組みです。
さらに、持ち去り対策として、床に固定できるボルトダウンキットを提供するサービスもあります。防犯グッズと金庫を組み合わせることで、侵入を抑止し、万が一の場合にも大切なものを守る備えにつながります。
Amazonプライムデーで防犯アイテムをそろえる機会に
2026年7月10日から7月13日までは、Amazonプライムデーが開催されます。防犯アイテムを見直すタイミングとして、セール期間を活用するのもひとつの選択肢です。

対象製品として紹介されている「JTW082GEL ビッグボルトシリーズ JTWモデル」は、従来比60%アップの極太カンヌキと、こじ開けに強い構造を備えた金庫です。2時間の耐火性能や耐水性能、A4サイズのファイル収納、ダブルロックなどに対応しています。

「JPW082HSB PREMIUM CROSSシリーズ」は、セキュリティ性能に加え、使いやすさやデザイン性にもこだわったモデルです。耐火1時間、メディア耐火、耐水24時間などの性能を備え、書類や貴重品の保管に活用できます。

「JFW205BXL ビッグボルトシリーズ JFWモデル」は、指紋認証に対応したモデルです。テンキーとの併用により、スムーズな解錠とセキュリティ性を両立しており、容量も56.6Lと比較的大きめです。
大切な書類や貴重品をどこに保管するかは、日常の中では後回しになりがちです。しかし、長期不在が増える時期だからこそ、保管場所を見直すきっかけにもなりそうです。
MLSJ社AmazonショップURL:https://x.gd/dlg7j
外出が増える季節こそ、防犯を見直すきっかけに
自宅の防犯は、ひとつのアイテムだけで完結するものではありません。家の外から見て「入りにくい」と思わせる対策、万が一侵入されたときに異変を知らせる対策、そして大切なものを守るための対策を重ねることが、安心につながります。
屋外カメラで侵入を抑止し、見守りカメラで異変に気づき、金庫で時間を稼ぐ。今回紹介されている「アラート&ディレイ」は、家庭でも取り入れやすい防犯の考え方といえそうです。
夏休みや帰省、旅行などで家を空ける予定がある人は、この機会に玄関や窓まわりだけでなく、室内の備えや貴重品の保管場所まで見直してみるとよいかもしれません。防犯アイテムを上手に組み合わせることで、外出中の不安を少し軽くできそうです。

