
インターネットで情報を調べることは、日常的な行為となりました。気になるお店を探したり、仕事に必要な情報を集めたりと、検索は私たちの生活や業務に欠かせない存在です。一方で、情報量が増え続ける中で、「必要な情報にたどり着くまでに時間がかかる」「複数の情報を見比べて判断するのが大変」といった課題を感じる場面も少なくありません。検索は便利である反面、情報の整理や比較に手間がかかるという側面もあります。こうした状況を背景に、AIを活用した新たな検索体験への関心が高まっています。今回、株式会社Reviewが提供を開始したAI検索アシスタント「Yoroくん」も、その一例といえるサービスです。
会話で探すという選択肢 「Yoroくん」が変える検索体験

「Yoroくん」は、同社のデータプラットフォーム「YOROZU DATA」上で利用できるAI検索アシスタントです。従来のようにキーワードを入力して検索するのではなく、自然な言葉で条件を伝えることで、必要なデータを引き出せる点が特徴です。たとえば「東京都で1年以内に開業した飲食店」といったように、複数の条件を一度に指定することができます。
これまでの検索では、キーワードを調整しながら検索を繰り返し、複数のページを確認して情報を整理する必要がありました。一方で「Yoroくん」は、こうしたプロセスの一部をAIが担うことで、検索にかかる手間の軽減を図っています。条件に応じて整理されたデータが提示されるため、情報が分散しにくく、全体像を把握しやすい点も特徴です。検索というよりも、必要な情報を直接引き出すような使い方ができるサービスといえます。
検索+分析を同時に行う、新しい使い方
「Yoroくん」では、条件を組み合わせた検索に加え、データの傾向を把握するような問いにも対応しています。地域や業種、開業時期などを指定した検索はもちろん、「ラーメン店が多い都道府県」といったように、データの分布や特徴を知ることも可能です。
また、電話番号の有無など、実務で必要となる細かな条件にも対応しており、用途に応じて情報を絞り込むことができます。情報を単に集めるだけでなく、整理された形で一覧できる点も、従来の検索との違いとして挙げられます。
情報収集の効率化を支える、さまざまな活用シーン
こうした機能を背景に、「Yoroくん」はさまざまな業務シーンでの活用が想定されています。営業リストの作成やマーケティング調査、企画立案や記事制作における情報収集など、幅広い用途に対応可能です。特に、複数の条件をもとに対象を絞り込んだり、データをまとめて把握したりする場面では、効率的に情報を取得できると考えられます。
情報収集は“探す”から“整える”時代へ
情報量が増え続ける中で、検索に求められる役割も少しずつ変化しています。「Yoroくん」は、自然な言葉で条件を伝えることで必要なデータにアクセスできる、新しい検索の形を提示するサービスです。従来の検索で発生していた手間や煩雑さを軽減し、情報をより扱いやすい形で提供する点が特徴といえます。今後、こうしたAIを活用した検索手法が広がることで、情報収集のあり方にも変化が生まれていくのかもしれません。

