「さとふる親子料理教室」で学ぶ牛乳の新しい魅力 親子で広がる食育と酪農への関心

毎日の食卓に身近な牛乳ですが、その価値や役割について改めて意識する機会は、意外と多くないかもしれません。近年は飼料価格の高騰などを背景に酪農を取り巻く環境が厳しさを増しているほか、子どもの栄養面では、学校給食のない長期休暇中にカルシウム摂取量が低下しやすいことも課題のひとつとして挙げられています。こうした背景から、牛乳の消費拡大や、その魅力を身近に伝える取り組みへの関心も高まりつつあります。
こうした流れの中で、株式会社さとふるは農林水産省と一般社団法人Jミルクによる「牛乳でスマイルプロジェクト」に参画し、ふるさと納税を通じた牛乳・乳製品の消費拡大に取り組んできました。返礼品の紹介にとどまらず、地域の酪農や生産者を応援する活動を続けるなかで、今回は親子で楽しく牛乳の魅力を学べる「さとふる親子料理教室」を開催。牛乳を“飲むもの”としてだけでなく、“料理に活用できる食材”として体験しながら、その可能性に触れられる機会として展開されました。

酪農を知るところから始まる、親子で学ぶ時間

イベント当日は、宮崎県新富町の酪農家・株式会社松浦牧場の“宮崎のミル姉さん”が登壇し、酪農の現状や牛乳づくりへの想いについて紹介しました。料理体験に先立ち、牛乳が届くまでの背景に触れられる時間が設けられ、イベント全体の学びを深める入り口となっていました。
会場では牧場の様子を紹介する映像の上映に加え、クイズを交えながら牛乳や酪農について楽しく学べる時間も設けられました。子どもたちが興味深く耳を傾ける様子も見られ、知識を一方的に伝えるのではなく、参加しながら理解を深められる工夫が盛り込まれていたこともうかがえます。

松浦牧場の牛乳で挑戦、親子で楽しむ料理づくり

学びの時間の後には、松浦牧場の牛乳を使った親子料理体験が行われました。参加者は「ミルクカレーうどん」「さつま芋のミルクきんぴら」「いちごミルクプリン」の3品づくりに挑戦し、保護者と子どもが協力しながら調理を進めました。
子どもたちは、牛乳を計量カップで量ったり、鍋の中のうどんを混ぜたりと、ひとつひとつの工程に真剣な表情で取り組んでいたようです。保護者と声を掛け合いながら作業する場面も見られ、会場には和やかな雰囲気が広がっていました。

完成後には参加者全員で記念撮影を行い、その後は試食も実施。牛乳のコクやまろやかさを生かした料理を味わいながら、牛乳を「飲む」だけでなく、「料理に活用する」楽しみ方に触れられる機会となりました。
料理体験を通じて、身近な食材である牛乳の新たな魅力に触れられる機会となりました。なお、本イベントで紹介された牛乳を使用したレシピは、イベントページにて公開されています。

牛乳の魅力を伝える機会への思い

イベント後に寄せられたコメントでは、松浦牧場の“宮崎のミル姉さん”が、子どもたちに直接、牛乳の魅力や酪農について伝えられる機会は貴重であるとの考えを示しました。
コメントでは、近年は猛暑の影響や飼料価格の高騰による生産コストの上昇に加え、少子化などを背景に牛乳消費が伸びにくい状況が続いていることにも言及。とくに学校給食のない時期は消費が落ちやすいことから、今回のような取り組みへの期待が語られています。
また、イベント当日に子どもたちが楽しみながら料理に取り組み、牛乳に興味を持つ様子が見られたことについてもうれしく感じたとし、この体験をきっかけに、牛乳をより身近なものとして感じ、日常の中で選ばれる機会が少しでも増えてほしいとの思いも寄せられました。

参加者の声に見る、牛乳活用への広がり

イベント終了後のアンケートでは、参加理由として「親子で参加できること」「食育への関心」「生産者の話が聞けること」などが多く挙げられ、体験型イベントへの関心の高さもうかがえる結果となりました。
参加者からは、親子で料理を楽しめたことや、普段なかなかできない体験ができたことへの満足の声も寄せられています。酪農家の話を通じて、牛乳や酪農への理解が深まったとする声もあり、食育の機会として受け止められていたこともうかがえます。

参加者の声

■保護者の声
・家庭で一緒に料理をする機会がなかなか持てなかったので、親子で料理ができて良かったです。酪農家さんのお話も聞けて、食育にもつながる良い機会になりました。
・牛乳を料理に使うのは初めてでしたが、とてもおいしく、家でも作ってみたいと思いました。
・酪農について理解が深まり、牛乳をしっかり消費していきたいと感じました。
・親子で楽しく参加でき、とても有意義な時間になりました。

■子どもの声
・牛乳のカレーうどんがおいしかったです。
・料理が楽しくて、もっとやってみたいと思いました。
・牛乳を使用した料理がたくさんあることがわかって面白かったです。

体験をきっかけに広がる、地域産品との新たな接点

今回料理体験で使用された牛乳は、「さとふる」においてふるさと納税のお礼品として提供されているもので、イベントを通じて実際に味わうことで、地域産品への関心を促す機会にもなっていました。
また、参加者にはお土産として松浦牧場の牛乳もプレゼントされました。牛乳を手にした子どもたちからは、「家でも作ってみる!」といった声や、「楽しかった」「また参加したい」といった感想も聞かれ、イベントでの体験が家庭へとつながっていく様子もうかがえました。

<株式会社松浦牧場 お礼品>
Matsuura Milk 2本セット
[宮崎県新富町] 寄付金額:10,500円
九州生乳販連 生乳品質共励会にて、3年連続優秀賞を受賞した牛乳2本セットです。松浦牧場では、牛乳本来の味を届けるために、牛の環境づくりから加工方法までこだわっています。

親子で学び、地域とつながる機会を育む取り組みに

「さとふる親子料理教室」は、親子で料理を楽しむ体験、酪農について学ぶ時間、そして地域産品の魅力に触れる機会がひとつにつながった企画でした。身近な牛乳というテーマを入り口にしながら、食材の背景や作り手への関心を自然に広げられる構成になっていた点も印象に残ります。
親子で参加できるイベントだからこそ、学びが堅苦しいものにならず、日常につながる体験として受け止めやすいところにも意味がありそうです。食べることを楽しみながら、地域や生産者とのつながりに触れるこうした機会は、これからの食育のあり方を考える上でも興味深い取り組みといえるでしょう。
ふるさと納税を通じた地域との関わり方にも、こうした“体験を通じて知る”アプローチが広がることで、また新しい魅力が見えてくるのかもしれません。

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