オフィス構築の手間をまとめて削減 CLAS Bizの新サービスが提供開始

オフィスの新設や移転、従業員の増員など、企業が成長する過程ではさまざまな準備が必要になります。デスクやチェアを揃えるだけでなく、パソコンの手配や設定、清掃体制の整備、防災備蓄品の準備など、その業務は想像以上に多岐にわたります。特に近年は物価上昇の影響もあり、設備投資や運用コストへの対応に頭を悩ませる企業も少なくありません。
そうした中、家具・家電のサブスクリプションサービスを展開するCLASは、法人向けサービス「CLAS Biz」において、新たな支援サービス「ワークプレイス・セットアップ」の提供を開始しました。オフィスに必要な設備やサービスをまとめて手配できるだけでなく、その後の運用や管理までサポートする仕組みを整えています。
働き方やオフィスのあり方が変化し続ける今、企業には柔軟で効率的な環境づくりが求められています。日々の業務を支えるバックオフィスの負担を少しでも軽くするための選択肢として、注目を集めそうな取り組みです。

オフィス運営に必要なサービスをワンストップで提供

CLAS Bizが開始した「ワークプレイス・セットアップ」は、オフィス構築や運営に必要な設備やサービスをまとめて提供する法人向けサービスです。
対象となるのは、パソコンやスマートフォンなどのIT機器をはじめ、デスクやチェアといったオフィス家具、清掃サービス、防災備蓄品など。これまで個別に手配する必要があったものを、一つの窓口でまとめて管理できる仕組みとなっています。
従来のCLAS Bizは、家具や家電のサブスクリプションサービスとして利用されてきましたが、今回のサービスではその枠を広げ、オフィス運営全体を支援する領域へと進化しています。

企業物価上昇が続く中で高まるオフィス運営の負担

サービス提供の背景には、企業を取り巻くコスト環境の変化があります。
国内企業物価指数はここ数年で大きく上昇しており、企業が設備や機器を導入する際の負担も増加しています。特にパソコンやオフィス家具などは、事業運営に欠かせない設備である一方、導入コストの上昇が企業の設備投資を圧迫する要因にもなっています。
また、設備を購入するだけでなく、選定や発注、管理、保守なども必要です。オフィスの開設や移転、増員対応などが重なると、総務部門や情報システム部門の業務負担はさらに大きくなります。
こうした課題に対し、設備の導入から運用までをまとめて支援するサービスへのニーズが高まっているようです。

「面倒」をまとめて解決 サービスの特長をチェック

ワークプレイス・セットアップは、オフィス運営で発生しやすい負担を軽減するため、主に3つの特長を備えています。

■発注・管理窓口の一本化
これまで業者ごとに分かれていた機材の選定や見積もり、発注業務をCLAS Bizへ集約できます。例えば従業員が増えた場合も、「増員セット」としてPC・デスク・チェアをまとめて手配できるため、複数の事業者と調整する手間を削減できます。

■情シス・総務業務のサポート
パソコンやスマートフォンは、キッティングと呼ばれる初期設定作業を済ませた状態で提供されます。また、故障時の代替機手配や返却時のデータ消去にも対応しており、機器管理に関わる業務負担の軽減につながります。

■オフバランス運用への対応
定額利用型のため、大きな初期投資を必要とせず、固定資産登録や棚卸し、減価償却といった管理業務も抑えられます。設備を所有するのではなく利用する形を採ることで、より柔軟な運用を実現しています。

購入・管理はどう変わる? 従来手法との違いを比較

ワークプレイス・セットアップの特徴をより分かりやすくするのが、従来の運用方法との比較です。
これまでオフィス設備を導入する際は、パソコンや家具ごとに事業者を選び、それぞれ見積もりや発注を行う必要がありました。導入後も資産管理や棚卸し、故障時の対応など、多くの業務が発生します。
一方、CLAS Bizでは窓口を一本化し、設備の手配から運用までをまとめてサポートします。専任担当者への依頼や専用サイトから発注できるため、増員や拠点拡大にも迅速に対応しやすくなります。
また、従来は固定資産として管理していた設備も、定額利用によって月額経費として処理可能です。故障時には代替機の手配、退職や機器入れ替え時には回収やデータ消去にも対応しており、運用面の負担軽減も期待できます。
設備を「所有する」前提から、「必要な分だけ利用する」考え方へ移行することで、企業は管理業務にかける時間やコストを抑えながら事業運営を進められるようになります。

変化する働き方に合わせたオフィスづくりを支援

オフィスの役割は、単に働く場所を提供するだけではなくなっています。従業員の働きやすさや生産性を高める環境づくり、さらには事業成長を支える基盤としての重要性も高まっています。
今回発表されたワークプレイス・セットアップは、家具やIT機器の調達だけでなく、運用や管理までを含めて支援するサービスです。新規オフィスの立ち上げや移転、増員対応など、さまざまな場面で活用できる仕組みとして展開されます。
オフィス運営に関わる業務は目立たないものの、企業活動を支える大切な仕事です。だからこそ、こうした業務を効率化し、本来注力したい事業や組織づくりに時間を使える環境づくりは、これからますます重要になっていくのかもしれません。

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